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『この世界の片隅に』増補改訂版、『ヒックとドラゴン“3”』……今年の映画は最後までわからない。 [映画]

実は、映画はそんなに本数観ないほうなので、本当だったらどうのこうの語れる立場でもないんですが、やっぱり今年・2019年は、なんというか「不思議な年」だったので、カウントダウンまで残り時間も少ないいま、ちょっと気が早いんですが《年間マイベストムービー》のことなんかも考えに入れながら、どんなもんか、ちょっと考えたりしてみたいと思います。
まぁ、《年間マイベストムービー》、なんつっても要は「1位はコレ!」ぐらいのお話であって、ランキングはその結果として出てくるもの、という感じになってきているのですが。
2019年・ここまでのトピックといえば、「対処に困る作品の頻出」、でしょうか。
近い例でいくと『ジョーカー』なんかは「もう、今年のマイワースト決定!」、とか言えたらいいのに言いきれない「なにか」が残る問題作ですし、それと、なんといってもあの、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』の、ということはある意味《信頼のブランド》と呼んでも差し支えなかった原恵一監督の、『バースデー・ワンダーランド』における(本当にらしくない)大ズッコケっぷりときたら。
まぁ、細田守監督も2018年に『未来のミライ』で、やっちゃってますけど、『バケモノの子』とかでその予兆みたいなもんはあったわけで、まさか原監督が……巨人の若大将が(その原監督ではない!)……というぐらいの、かなりしょっぱいものを提示してしまうことになるとは。
でもね、そういうのはしょうがない。みんな、人なんですから。
黒澤明監督だって木下惠介監督だって、ずっとさかのぼってゆくと、まぁ何かしら、やらかしてはいますし、赤塚不二夫センセなんか、もう「やらかしだらけの天才」ですから。
というわけで、今年も残り少ないわけですが、そのギリギリになったところで公開される中に、《年間マイベスト》にかかってきそうな作品が、いくつもあるわけです。
まずは12月27日公開予定、『男はつらいよ』シリーズ“第49作”。
……いやいやいや、これどっちに転ぶかわからないでしょ、本当に。
もちろん、まだあります。
12月20日公開予定、『この世界の片隅に』に追加やいわゆる「加筆」等も行った“増補改訂版”、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。
同日公開予定、ドリームワークスの海外で大人気の3DCGアニメ映画シリーズ、第3作にして完結編『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』。
もちろん今回の『この世界の~』は“完全新作”ではないので、そこをどう判断するか、というのはありますが、これだけでも困っちゃいますよ、本当に。
あ、“アナ雪2”もあったな(でも、ディズニーの続編だからな……)。

まぁそんなわけで、あなたにはあなたの、私には私の《年間マイベストムービー》が、きっと現われるはずなので、残り2ヵ月、そのあたりも楽しみにしながら映画を観る(もちろん、早い時期に公開された映画は、レンタルや配信でフォローもできますし)、というのがよいかもしれません。

あ、現時点でのオレの《年間マイベストムービー》、ですか。
コレ、先述の『バースデー・ワンダーランド』と同じ日、“保険”のつもりでチケットを買っておいて、ほとんど期待しないで観たんですけど。
『えいがのおそ松さん』、です……。
コレは11月6日にソフトがリリース(レンタル等も開始)されるので、また改めてお話することになると思います。
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