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2020年お正月“推し”映画のポイントを、探ってみたいと思います。 [映画]

早いですよなんか、最近時間の流れが。
たとえば、明日の午後から歯医者さんの予約が入ってるのをみて、「ウソ。前回から、もう2週間も経っちゃったの?」とか、あわてることは多いです。
だから、12月に公開になる、いわゆる「お正月映画」の公開日がアナウンスされた時、それがアッという間に「もうすぐ」になるなんて思いもしないで、「うんうん、正月映画ね。でもちょっと先の話だなー」なんて、のんびり考えていたら、もうかなり、近づいていたりするわけですよ。その公開日が。
そこで今回は、前にもちょっとプッシュした3本のポイントみたいなものを、もちろん素人で試写会にも行かない人なので未見の状態ではありますが、綴ってみたいと思っております。

まずは12月20日・超拡大公開になる『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
これですね。
これまで(少なくとも、日本では)遅れをとっていた、ドリームワークスの3DCGアニメの中でも、(海外では)大人気でTVシリーズもいっぱい制作されている(そのDVD、レンタルはいっぱい出てます……)シリーズの第3作。
じゃあなぜ『3』じゃないのかというと……、『2』の日本での劇場公開がキャンセルになり、DVDスルーになってしまったため、こういう、はじめて観る人でも入りやすいような雰囲気の邦題になったようなんです(じゃあなんでまた急に『3』が日本中のシネコンやなんかでかかるようになったのか、という疑問はありますが、こっちは『ボス・ベイビー』が予想以上の大当たりになって、配給会社がかなり乗り気になっている、ということらしいんですね)。
しかし、ここで声を大にして言いたいのは、『1』も『2』も(レンタル、販売、一部配信あり)大傑作で、面白い、ということなんです。
ドラゴンと人間に友情は芽生えるのか。なかよく暮らして行けるのか。『3』は、そのための“理想の地”をめざす「旅」が描かれますが、果たして、その行き着く先は……?
ファミリーでも、大人も楽しめる『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』。
楽しみに、待ちましょう。

さて、続いては、やはり12月20日公開で、こちらは一斉ではなく、いわゆる「全国順次公開」という形をとる『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
ご存じの通り、既に公開、レンタル、配信もされ、ロングランヒットとなり、絶賛を浴びているアニメ映画『この世界の片隅に』の、いわば“増補改訂版”となります。
尺としてはおよそ30分ほど長いということですが、そこらの「完全版」と違うのは、これまで公開されてきたあちこちにも手が加えられ、修正されているため、全体的にはかなり“新作”に近い、だけど「あのお話」、という形、というところでしょうか。
具体的には、昭和18年、ヒロインのすずさんと見合い結婚をし、後に“本当の恋人”のように結ばれる周作さん。そしてリンさんという、ひとりの女性。
この3人の心情、内面が、今回新しく描かれるポイントとなるのですが、それ以外にも随所に「新しい魅せ方」があり、既に試写を観た方々からは「同じお話なのに、観終わった後の感覚が全然違う」というような感想が寄せられており、“新作”としても期待できる一作となっているようです。
もちろん『この世界の片隅に』は既にレンタル・配信・販売されていますので、どんな感じのお話なのかを確認した上で、今回の“増補改訂版”をご覧になるのもおすすめです。

さて、おしまいは12月27日全国公開、『男はつらいよ50・お帰り 寅さん』です。
まぁ、渥美清さんの死後作られた、“CG寅さん”が出てくる『ハイビスカスの花 特別編』を“第49作”とカウントしているところがどうもアレですが、実際、熱心なファンの方でも不安があったらしいんです、試写を観る前は。
でも「号泣ですよ……。」(玉袋筋太郎氏・談。あくまで「友人の話」として)ということだったんですよねー、これが。
かく言うこのオレも、第1作冒頭の「松竹マーク」から、車寅次郎の「桜が咲いております……。」という語りの部分、サントラCDで音だけ聴いただけで号泣してしまう男ですから。
なんだかんだで、観てしまうんじゃないかなー。
みなさんもいかがでしょうか、久々の「“寅さん”を観ないと、年を越した気がしない」体験。
そういった感じで、ちょっとバタバタしましたが、今日はこの辺で。
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