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“クリぼっち”をこじらせた。こんな日はどうすればいいの?『特捜最前線』 [テレビドラマ]

やぁ、クリスマス気分に「はぐれて」「やさぐれて」いるすべての皆さん、こんにちは。
実はオレも、限りなくそれに近い状況なもので、本当はこんなことしてる場合じゃないのかもしれない。
でも容赦なく日々は過ぎ、年は暮れ、やがて明けようとしている。
こんな時、こんな日は、いったいどうしたらいいのだろう。
とりあえず、レンタル屋でも行ってみるのはどうだろうか(そういう「わざわざ感」が、こういう場合はかえっていいんじゃないか。そんな気がする)。
大きくて、在庫や種類が多ければ多いほどいいから、ちょっと遠出をしてみるのもいい。
普段行かないようなルートにある店でなにか借りて、郵便返却にして持って帰るのもいいだろう。
とりあえず、オレからのおすすめは、70年代のテレビドラマだ。
たとえば、刑事ドラマの金字塔(のひとつ)、

『特捜最前線』

中でもオレが推したいのは、DVDベスト・セレクションの6巻に収められている(レンタルも同じナンバリング)、

「子供の消えた十字路」

というエピソードだ。
1時間の通常枠の中なので、もちろん正味45分かそこら、あるか、ないか。
そんな中で展開して行く、物語だ。
暑い暑い、まるで『野良犬』にでも出てくるような、ある暑い日。
警視庁特命捜査課の船村刑事は、都電踏み切りのすぐ前で、少し型の古い乗用車が、自転車に乗った小さな男の子を轢いてしまうのを目撃する。
船村刑事は、その直前、男の子に、“安全運転”で行くようにと声をかけたばかりだった。
乗用車に乗った男は、自らが轢いた男の子を乗せ、走り去った。
あぁよかった、病院へ運んでくれたんだと、船村刑事はじめ、その場にいた誰もが思った。
しかし、周辺の医院や病院に、男の子が運ばれた形跡はなかった。
もし男の子が連れ去られ、手当てもされないまま放置されたとしたら。
医師によれば、タイムリミットは3時間から5時間だという。
ここから特命課員たち、そして船村刑事の、鬼のような猛捜査が始まるのだ。
見ているうちに、劇中のタイムリミットは、私たちのタイムリミットになって行く。
果たして、逃げた男は捕まるのか。
そして、男の子の生命は……?
たった45分かそこらしかない、しかし濃密なノンストップ・サスペンスの大傑作だ。

と、これだけ熱を入れてご紹介しても、もちろん「置いてない店」というものは存在する。
それも、けっこう多く。
それなら、まだレンタル新作だろうけど、このまま行くと2019年マイ・ベスト・ムービーに確定してしまう(いや。残念とか、そういうことじゃないんです。もちろん……)、

『えいがのおそ松さん』

これでどうだ。


特捜最前線 BEST SELECTION VOL.6 [DVD]

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