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『ダウントン・アビー』劇場版公開(加筆あり)&『この世界の…片隅に』の感想。 [映画]

おまっとさんでございました((c)キンキンこと故・愛川欽也さん)。
あの、ラグジュアリーかつコミカルで、しかもどろっどろという、好きな人にはたまらない英国貴族の世界、そのウラと表を描いて何故かアメリカでも大人気になったドラマ

『ダウントン・アビー』

の、最終回のあとのお話、という設定で描かれる劇場版が、本日(1月10日)公開でございます。
バイオレット様も、ベイツさんもモールズリーさんも、そしてもちろん、ずる賢く立ち廻りながら失敗を繰り返し、男運にも恵まれない(というか、まぁ、その………アホの子だった)トーマスも(今回は何かいいことありそう……?)登場しております。
ひとことで言うと、ファンの方々にとっての豪華おせち料理、あるいは本格幕の内弁当
そんな映画ですね。
冒頭出てくる《Royal Mail》の配送車も、デザインがカワイイのでお見逃しなく。
公開劇場、ならびに上映回数が少ないながら、皆さまご期待のオリジナル・キャストによる吹替版もありますので、ドラマがお好きだった方は、ぜひお早めに劇場へ、足をお運び下さいまし。

劇場版の公式サイト、こちらでございます。
未体験の方を置いてきぼりにしない10分動画、お近くの劇場情報もこちらで。
https://downtonabbey-movie.jp/

☆TVシリーズのコンプリート・ブルーレイ。およそ30000円也。


さて皆さん((c)浜村淳さん)。
「観た」という報告だけでストップしていた、こちらもまだまだ上映中、

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

についても、ちょっとお話しておきましょう。
追加シーンのため、上映時間が『タワーリング・インフェルノ』とほぼ同じという長さになり、これはさすがに長い。それは認めざるを得ない。
しかし、追加要素がごく自然な感じで入れ込んであるので、見やすいですね。
ある意味、とても実験的なことをやっているのですが、観ていて、すごく納得のいく仕上がりになっている、とは思います。
ただ、リンさんという女性が存在感を増し、すずさんと周作さんのあいだにさざ波が立ってしまうので、純粋にすずさんと周作さんにラブラブでいて欲しかった人(たとえばオレ)なんかは、ちょっとモヤモヤしてしまうかも。
でも「いろいろあって、それでも《ふたり》」という感じは、強くなってます。
あと、片渕監督って、けっこう“むっつり”なんじゃないかなー、なんてことも、思いました。はい。

『さらにいくつもの』公式サイトはこちら。
お近くの上映、これからの状況なども、こちらでご確認ください。
https://ikutsumono-katasumini.jp/

☆この『映画秘宝』誌、なんかもうプレミアついちゃってますけど、片渕監督へのロング・インタビュー全文は、上の公式サイトで読むことができます。
※観てからお読みください。

映画秘宝 2020年 01 月号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2019/11/21
  • メディア: 雑誌



☆あ。やっとアフィリエイト申請通ったので、試しに『ダウントン・アビー』の方だけ、それでリンク貼ってみました……。
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