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映画『サウナのあるところ』は『ドキュメント72時間』×『北の国から』だった?! [映画]

日本各地で順次公開中の映画『サウナのあるところ』。
サウナの本場・フィンランドのあちらこちらにある、さまざまなカタチのサウナを見せながら、そこで汗を流しつつ、下半身丸出しで過去や現在の打ち明け話をし、時に涙する男たち。
主につらい、暗い、悲しいエピソードの合間合間に、フィンランドの美しい自然の情景がインサートされている。
要するにこのドキュメンタリー映画は、記事のタイトル通りで、下半身無修正の『ドキュメント72時間』に『北の国から』のフレーバーを漂わせた、人生というものについていろいろと考えさせられる作品、ということができるだろう。
実はコレ、9年前に作られた作品で、男は男らしく虚勢を張って愚痴などこぼさず、まして人前で泣くなどもってのほか、という、それまでフィンランド国内にあった雰囲気に一石を投じる……、そんなような製作意図もあったようなのだ。
確かに、80分ちょいのこの映画を観終わっても、別にほんわかすることもなく、サウナに行きたいな、と思うこともない。
気心知れた仲でもなければ、デートムービー向きとも言えない。
でも、不思議な味わい、妙な面白さは、確実にある。
不思議といえばひとつ、オトナの男の下半身は無修正だったが(なのでR-15指定です)、お子ちゃまたちの下半身にはうまいこと修正処理がされていた。これもたとえば国会とかでアグネスががんばった成果のひとつ、なのだろうか。
まぁ、いいけど。

最後に。
この映画についてググる時は、たとえば「映画 サウナのあるところ」と、必ず「映画」をつけてください。でないとご近所のサウナやスーパー銭湯の一覧が、検索結果としてダラーッと表示されることになるかもしれません(経験者は語る)。
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