SSブログ
前の10件 | -

映画『カセットテープ・ダイアリーズ』は2020年・暫定マイベスト1の傑作! [映画]

新型コロナの「第2波」も言われる一方で、すっかりゆるゆるな日々を過ごしておられる方々も少なくない今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
オレ自身は、山中教授が以前「向こう1年は辛抱です」とおっしゃっていたのを頭において、基本マスクは忘れず三密も避けつつ、でも心はなるべくチルアウト(まったり、のんびり)で、生きております。
もちろん、こんなページを見ている余裕はないと思いますが、豪雨災害に見舞われた皆さま、そして肉親・親族の方・友人、知人の方が関係したエリアにお住まいの皆さま、心よりお見舞い申し上げます。


さて、このあいだの週末、公開されたばかりの映画を観て参りました。
チョウ・ユンファ本格復活作で、すでにレンタル・配信が開始になっている『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』を、「映画館、これでしばらく来られなくなるかもしれない……」などと、頭のどっかで思いながら鑑賞したのは、この春先のことでした。
今回の映画も、本当だったらゴールデンウィークに公開の予定が、延期になっていたものです。

『カセットテープ・ダイアリーズ』。

公式サイトはこちら。
http://cassette-diary.jp/

ブルース・スプリングスティーンの音楽との出会いによって、自分の内側から、何もかもが劇的に変わってゆく、ひとりの青年の(実話に基づいた)物語です。
舞台は1987年。
イギリスの、ロンドン近郊と呼んで呼べなくはないけれど、とりわけ彼にとって、気持ちとしての距離はけっこう遠くにある、そんな地方都市。
パキスタン移民の両親をもち、厳格というかただただ厳しい(なんせ、失業しても威張ってますから……)父親とは特にソリが合わず、何もかもがパッとしない、自分の書きためた文章にさえ自信が持てない、そんな日々を送っています。
とは言っても、彼も「ひと」には恵まれています。
近所に住む幼なじみで、彼を特別な目で見ることもなく、ケンカをしてもきちんと仲直りのできる親友。
同じパキスタン移民の子で同じクラス、彼にブルースの音楽を教えた友達。
いち早く彼の「才能」に気づく、いわゆる「国語」(「古典」?)の先生、などなど。
そんな人々に囲まれ、時に絶望的な気分になるような差別を受けながらも、彼の毎日はブルースの音楽によって、次第に輝いてゆくのです。

……どうも「好きすぎると、うまく書けない」という、いつものクセが出てしまって、どうアプローチしてみても、この作品の魅力をうまく伝えられそうにありません。
ユンファ復活作ほどではないにせよ、上映館数が非常に限られているのですが、もしお近くの劇場で観られるようでしたら、ぜひお出かけ下さい。
少なくとも入場料金分、損はさせません。
暫定ですが、2020年のマイベスト1有力候補、早くも登場です。

☆『カセットテープ・ダイアリーズ』予告編


☆『カセットテープ・ダイアリーズ』上映劇場リスト ※随時更新
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=cassettediary


もちろん劇中では、ブルース・スプリングスティーンの楽曲が、なんと17曲も流れ(サントラ盤には、そのうちの12曲を収録)、その使用料は、なんとタダ同然だったそうです。
既成の楽曲やバージョンのみならず、未発表曲未発表ライブ音源も、含まれています。
未発表曲“I'll Stand By You”は、映画『ハリー・ポッター』のために制作され、未使用に終わったとも言われているもので、子守唄のような、やさしい楽曲です。
もしブルースの音楽を知らなかったり、興味がなくても、問題はありません。
主人公の彼も、最初はそうだったのですから。


それでは最後に、この映画のハイライトを形成しているブルースの代表曲“Born To Run”(「明日なき暴走」)の、オフィシャル・ミュージック・ビデオをごらんください。
『モヤモヤさまぁ~ず2』「大江アナ卒業スペシャル」で、最後に流れた曲でもあります(と書くと「あぁ……!」と思われる方も、少なくないことでしょう)。


☆サントラ日本盤。ブルースの楽曲は歌詞も重要なので、日本盤推奨。


☆英語ダイジョウブ、という方は輸入盤をどうぞ(Amazon直販が、値段は高めでも確実に届きます)。



2020.07.09追記

そうこうしてる間に、ブログトータルで30000ビュー突破してました!
誠にありがとうございます!!!
nice!(13) 
共通テーマ:音楽

昭和の闇を感じさせる「吉展ちゃん事件」、ふたつの映像化作品。 [映像作品]

うひゃ~、ものすごく、ご無沙汰しておりました。
「どうしてこうなった」のか、その理由の一部は、のちほど。

それにしても、ほぼ平常運転に戻りつつある、近所(仙台市)の図書館をはじめとして、少しは安心できる雰囲気が漂いつつありますけど、まだまだ、油断はできません。
もちろん、発展途上国などでの新型コロナの状況も鑑みると、果たして2021年、東京オリンピック/パラリンピックが普通に開催できるのか、という問題もございます。
そして、なんといっても、近づきづつある平穏な日々の中で、少なからずダメージを受けた、それぞれのこころの問題。
うちも、ちょっと、危なかったです。
何気なくオレが、政治的な話題を持ち出すと、家人がネットで仕入れた知識で、絶対的な感じで反論して来るのでした。
時に、嘲笑や、憐れみを含んだ笑いをみせながら。
なんとなく見ていたテレビの報道番組にもいちいちケチをつけ、特に気に入っていた、土曜の夜の安住アナ&ビートたけしさんのコンビによる『ニュースキャスター』のことを「偏向しているから、二度と見たくない」などと言い放ったり。
一時は、ホントに、耐えられなかった。
世間で言われていた「コロナ離婚」だとか、そういうファクトが、自分の前にもリアルなものとしてチラついたりして。
でも
「そこそこのところで、受け流す」
「そもそもヤバそうな話題は、自分からは持ち出さない」
といった、知恵のようなものもついてきて、それからは、なんとかかんとか、ほぼ元通り、といった感じです。
大体、こんなことで(こんな状況下で)別れてしまうなんて、何だかくやしいじゃないですか。
まぁ、そんなこともあって、心に余裕もなくなって、しばらく地味にしておりました。
これからも、更新のペースそのものは、かなりスローになるかもしれませんが、思うところがあれば、なんだかんだと綴ってゆくと思います。
どうぞ、ごひいきに。


さて皆さん(もちろん、浜村淳さんっぽく)。
「吉展ちゃん事件」、って、ご存知でしょうか。
そもそも、「吉展」を「よしのぶ」と、脳内で一発で読めた方は、それなりのナイス・エイジであろうとご推察致します。
この、1963(昭和38)年3月に発生し、小さな子供さんを育てている、あるいは育てることになるであろう、日本中の女性の皆さんを恐怖のどん底に突き落し(オレが母のお腹の中にいたのも、この事件が「解決」される少し前でした…)、脅迫電話の「声」がテレビ・ラジオを通して繰り返しオンエアされ、またザ・ピーナッツら5組のアーティストの競作による「かえしておくれ今すぐに」という歌まで発売されるなど、国民的な関心事となり、「戦後最大の誘拐」とまで称された事件は、1965(昭和40)年、その悲劇的な「解決」後、少なくとも2回、映像作品化されています。
ひとつは、その「解決」から1年後、東映が劇場用長編としてモノクロ・スコープサイズで制作した

『一万三千人の容疑者』。

一時は警視庁の法医学室に籍を置きながら脚本を執筆し、『警視庁物語』シリーズなどにその手腕を発揮した(それはすなわち、今日まで続いている、いわゆる刑事ドラマの雛形を創り上げた、ということでもあります…)長谷川公之さんが脚本を、職人肌で知られた関川英雄さんが監督を、それぞれ担当。
いわゆる「東映系」の役者さんはほとんど出演せず、東映への出演が多い新劇系の役者さんなど、硬派のキャスティングで勝負しているところは、後年の『新幹線大爆破』の助演陣のキャスティングを連想させるものがあります。
いわゆる「原作」となったものは、捜査主任を務めた堀隆次さんが著した同題の捜査記録で、堀さんの名前は劇中では「堀塚」となり、実際に容疑者を自白に追い込んだ平塚八兵衛刑事の要素も、主人公の刑事に加えています。
主なキャスティングは、その堀塚刑事に「刑事といえばこの人」芦田伸介さん。
容疑者(やはり名前は変えてあります)は、まだメジャーな存在になる前の、井川比佐志さん。
その愛人(長谷川さんによる脚本には「情婦」とあります)には、市原悦子さん。
そして本編唯一といってもいい「スターらしいスター」として、「吉展ちゃん」(やはり名前は以下略)の母親に、小山明子さん。
特撮ファンの方には、母親の弟役で、『キカイダー01』などの池田駿介さんも出演されていることを、お伝えしておきましょう。
今のところソフト化、配信などはされておらず、CSでオンエアされたことはあります。
オレは長谷川さんによる脚本(もちろん警察サイド中心ではありますが、やはり、読ませるものでした…)を読んだだけですので、この作品の紹介は、ここまでにしておきます。


そしてもうひとつは、近年再評価著しい、そもそもは『土曜ワイド劇場』枠の2時間ドラマであった

『戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件』。

こちらは「発生」から16年後、1979(昭和54)年にオンエアされ、芸術祭賞、ギャラクシー賞などを受賞し、(その時点での)番組最高視聴率を記録しています。
本田靖春さんによるノンフィクション『誘拐』を原作として、なんと半年間もの間、粘って撮り続けた監督は、『あこがれ』『めぐりあい』『生きてみたいもう一度 ー 新宿バス放火事件』など名匠・恩地日出夫さん、脚本は柴英三郎さん。


☆こちらはKindle版。


こちらは完全に、容疑者サイドから事件を追う、というか、攻めて行きます。
その容疑者(今回は、すべて実名です)を演じたのは、これが初めての本格的な芝居であったという、泉谷しげるさん。
本作をきっかけに、泉谷さんには役者としてのオファーが殺到しました。
容疑者を自白に追い込む、平塚八兵衛刑事は、ふたたびの芦田伸介さん。
そして、容疑者の愛人は、これまたふたたびの、市原悦子さん(ですが、チョイ役だった『一万三千人の容疑者』の時と違い、本作では物語の上での重要度が増しております)。
吉展ちゃんの母親には、音無美紀子さん。
同じく父親には、とっても若い北村総一朗さん。
その他、風間杜夫さん、阿藤快(海)さん、殿山泰司さん、山谷初男さん、伊豆肇さん、松山英太郎さん、加地健太郎さん、左時枝さん……といった方々が、出ておられます。
本作に関しては、ひとことだけ言っておきましょう。

大傑作です。

なお、この『戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件』CSスカパー!J:COMなどで見られる「映画 チャンネルNECO」で、
6月22日(月)夜9時(21:00)から、オンエアされることになっております。
https://www.necoweb.com/neco/program/detail.php?id=4499

また本作は、『実録・昭和の事件シリーズ コレクターズDVD』として、少々値は張りますがソフト化されており、Amazon以外でもあちらこちら探してみることで、ちょっといいことがあるかもしれません(が、ここには一応、比較的安定して入手できるAmazonへのリンクを張っておきます)。



最後に、村越吉展ちゃんのご冥福を、
心からお祈り申し上げます。
nice!(10) 
共通テーマ:テレビ

思った以上に、近所の図書館が「心の支え」になっていた件。 [日常]

ちょっとご無沙汰しました。
まぁ、なんだかんだ文句を言いながら、そのラインナップや在庫の豊富さから、宅配レンタルでCD借りたりしてるんですが、オレが利用してるとこの場合、ディスク2枚までは紙の封筒で届いて、郵便ポストから返却する時にも、それを使うんですね。よく通販のカタログが入ってくるようなビニールの封筒は、ディスク3枚以上の時に使われるようです(めいっぱい借りたことはまだないので、大量に借りた時どうなるのかは、まだわかりません)。
そんな中、本当に限定仕様ではありますが、この5月12日(火)から、仙台市の各図書館は再開しております。

☆仙台市図書館ホームページ
https://lib-www.smt.city.sendai.jp/

17日(日)までは、臨時休館の前に予約され手配されていた本などを受け取る、返却するくらいでしたが、19日(火)から、図書館のホームページの「予約する」機能が復活し、カウンターでの予約もできるようになり、「借りたい」と思った本などを、予約のうえで借りることができるようになりました。
開館時間は朝9時30分から夕方5時までと短縮されていますが、いずれにしても今のところヒマですので、返して、借りて、その場で次に借りたいモノの予約をして帰る、という、なんというか「のどかな自転車操業」的活用の日々を送っておりました。
そんな中、新たなお知らせが。
26日(火)から、ようやく書架に入れるように!
そしてもちろん、そこから気に入った本などを、そのまま借りて帰ることができるように!
カウンターでの本や雑誌の予約のみ、引き続き3冊までとのことですが(通常およびネットからの本の予約は10冊まで可能。ちなみにCDやDVDの予約は通常通り3つまで、貸し出しは2つまで。これは不満ですね……)、徐々に緩和されてきております。
さらに、開館時間も平常時と同じに戻るようです(多くの場合、平日は夜7時まで、土日祝日は夕方6時まで)。
ただ、まだできなくて、様子をみて6月2日(火)から再開したいとしていることは、
・館内のテーブルや椅子の利用
・館内資料の閲覧
などで、さらにもうしばらくお休みになりそうなことは、
・館内でのCDやLD、DVDなどの視聴
ということで、そこそこ貴重なモノもある、各図書館が所蔵しているLDの館内視聴は、まだまだお預け……、ということですね。
こうして、図書館の機能が少しずつ復活して行く様子をウォッチしていて、かつまた(と書くと、なぜか哀川翔さんの声が聞こえてくる気がするのは何故?)、短時間ながら日常的に利用させていただいていると、やっぱり思った以上に図書館って、オレにとって「心の支え」になってたんだな、ということがわかりますね。
そんな中で、偶然発見したのが、鈴木啓之(ひろゆき)さんの著書である

『東京レコード散歩』(2016、発行:東京ニュース通信社、発売:徳間書店)。


東京が「ふるさと」である著者が、いわゆる「ご当地ソング」の舞台や、レコード屋さんや本屋さんなどなど、記憶に残る思い出スポットを訪ね歩く、web連載のコラムをもとにした一冊で、ご一緒しているような気分になれて、とにかく楽しいです。
本体1800円と、ちょっと値が張りますが、オールカラーで関連レコード/CDのジャケット写真も豊富に載っている、おすすめの一冊です。
2016年から2017年にかけて、同じタイトルのコンピレーションCDが、下記の通り全部で6タイトル出ておりまして、その多くは入手困難となっておりますが、冒頭に記しました宅配レンタルなどを活用いただくと、「音そのもの」の確保はなんとかなりますので、皆さまもぜひ、お聴きになってみてくださいまし。

☆『東京レコード散歩』シリーズ・特設サイト
http://www.110107.com/s/oto/page/tokyo-record-sampo


☆ソニー編。往年の人気アーティストのアルバム曲など多し。


☆ビクター編。「有楽町で逢いましょう」から「浅草キッド」まで。


☆テイチク編。「銀座の恋の物語」から、貴重なオリジナル・モノラルの「東京五輪音頭」まで。


☆コロムビア編。「東京ブギウギ」が、オリジナル音源じゃないのが残念。


☆ユニバーサル編。といっても、東芝・ポリドール・フィリップスなど各社音源が一堂に会した形。


☆ポニーキャニオン編。やはり野沢那智さんと白石冬美さんのデュエット「青山レイニィ・ナイト」が聴きもの。





さて、それではまた、この場所で、
あなたと!
お会いしましょう。
nice!(12) 
共通テーマ:日記・雑感

仙台市の図書館、限定再開へ。一方では宮城で東北初の新型コロナ死者も……。 [日常]

☆仙台市図書館ホームページ
https://lib-www.smt.city.sendai.jp/

そんなわけで、臨時休館直前とほぼ同じ仕様ですが、5月12日(火)から、仙台市内の各図書館が再開されることになりました(一部、少し遅れる分室などもあります)。
ひとまず、17日(日)までは、休館前に予約されていた本・CD・DVDなどの貸し出し・返却といったところが中心となりますが、通常休館日の18日(月)をはさんだ19日(火)からは、ホームページや各図書館のカウンターからの、本やCDなどの予約もできるようになるそうです。
(カウンターでの本の予約のみ、混雑を防ぐため3冊まで。ホームページ経由では、通常と同じく10冊まで予約(貸し出しも)可能。CD・DVDなどは、カウンター・ホームページとも、通常と同じように3点まで予約が可能(貸し出しは2点まで。これも通常と同じ)です)
まだまだ、書架への立ち入りはできませんし、もちろんそこから気に入った本などを借りて帰ることなどはできませんが、気が抜けない現状を考えると、小さな安心感が、心に広がるようです。
願わくば、日本中のどこでも、順次図書館が再開されて行きますように。
気は抜けないにしても、ちょこっと安心はできると思うので。

ちなみに、同じ仙台市内にある宮城県図書館も、やはり12日から限定的なかたちで開館するようですが、「できること」は仙台市の各図書館より、もうちょっと踏み込んだ感じになっています。
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/news/1567-2020-05-08-00-52-30.html

アクセスがいささか不便ですが、お近くの方はこちらへ行ってみるのもよいかもしれません。


そういえば、緊急事態宣言が、限定的に解除となった翌日の5月7日(木)、
お昼を食べに、営業を再開した仙台駅東口の半田屋に行ってみました。
半田屋は、もともと「はんだや」とひらがなで書く商号で、仙台市を中心とした宮城県(こちらが本場)と、札幌市を中心とした北海道で展開している、かなりリーズナブルな定食屋チェーンです。
☆半田屋ホームページ
http://www.handaya.jp/

いつも通り、といっても、どこか緊張してしまっている。
食べたいおかずの小皿をトレイに載せるのも、座席を探して座るのも、何だかちょっとビクビクしているような感じ。
そして気がつくと、お店の中のお客さんすべてが、何だかそんな雰囲気をかもし出しているのでした。
とりあえず、お店は再開したけれども、どこか落ち着かない。
引き続き、気をつけて行かないといけないし。
いずれはこういった雰囲気にも慣れるのだろうけど、いや、正直、あんまり慣れたくないなぁ……。
早くフツーに、メシが喰いたいもんです。


そんなことを書いている中、新型コロナで宮城県初の死者が1名、出てしまいました。
80代の男性。
東北でも初の死者と思われるそうです。
このところ、感染者数ゼロが続いていた宮城県ではありましたが、より一層気を引き締めて行かないといけない、という気にさせられました。
亡くなられた方、ご遺族・関係者のみなさまには、心よりお悔み申し上げます。



☆きょうの1曲。
柴田まゆみさんの「白いページの中に」。


☆名曲、としか言いようがないですね……。

nice!(8) 
共通テーマ:日記・雑感

劇場版『水戸黄門』、『必殺仕掛人』……、連休は「ちゃんばら三昧」でした。 [テレビドラマ]

そうなんです。
Amazonプライムビデオで無料になっていた、

劇場版『水戸黄門』

を、観ました。
これは1978年、おなじみTVシリーズの10周年を記念して……かと思いきや、実は《ナショナル劇場》枠を一社提供していた松下電器(当時)の創立60周年を記念して製作されたものだそうで、当時の東映のドル箱となっていた『トラック野郎』シリーズの一作『一番星北へ帰る』と二本立てで公開されました。



東野英治郎さんの黄門さま。
これは、中村梅之助さんの“遠山の金さん”同様、なんというか、オレの心の中では「不動」のキャスティングなのですね。
実は、TVシリーズが始まるかどうか、という時期に、東宝で『水戸黄門漫遊記』という映画が作られており、森繁の黄門さまに、助さん格さんは宝田明&高島忠夫という、なかなかユニークな配役。
特に「黄門さま=森繁」となると、間違いなく「ちょいエロ黄門」だと思うので、いっぺん観てみたいもんですね……。

などと、余談はこのくらいにして。
いや、面白かったですよ。
由美かおるさんはおらず、入浴シーンとかのサービスもなかったものの、シリアスなお家騒動をメインとしておもに後半に置き、前半はTVシリーズお約束の「ニセ黄門さまご一行」のエピソードをコミカルなタッチで……って、クレージーキャッツのトップ3であるハナ肇さん・植木等さん・谷啓さん、こんなところで何やってんスか?!
しかも、その宿屋には、のちにソロ活動主体になる、かしまし娘のお三方が!(あの『ぬかるみの女』の“おセツさん”を演じた正司照枝さんは、このリアル姉妹の次女にあたります)
この、地味なのか豪華なのかよくわからない絵面が象徴するように、この劇場版、地味に豪華キャスト。
竹脇無我さん&栗原小巻さんという、かつてTV《木下惠介アワー》で日本中を沸かせたゴールデン・コンビの共演あり、「世界のミフネ」こと三船敏郎さんの重厚な立ち廻りあり。
そしてもちろん、いわば《お約束》でできているような『水戸黄門』の世界には欠かせない《お約束》の数々も散りばめられた、夢のような88分間。
いや実際、公開当時『トラック野郎』の方を観に来た人々は、中盤あたりのシリアスな展開が続くところで、夢の世界を旅していたのかもしれませんが、それはともかく。
うっかり八兵衛風車の弥七も活躍しますし、『必殺仕事人』シリーズの“何でも屋のお加代”こと、鮎川いずみさんも出てたりしますし、初心者の方にもマニアの方にも安心しておすすめできる一作と言えるでしょう。


さて、こちらは連休とは特に関係なく、少し前から見ていたのですが、U-NEXTでその大部分が見られる《必殺シリーズ》のうち、その第一作である

『必殺仕掛人』

を、少しずつ、見ております。
作品ページはこちら。
https://www.video.unext.jp/title/SID0019234

リアルタイムでは『仕事人』シリーズを追いかけ、その前の作品も地上波の再放送なんかでそれなりに見てはいたのですが、『仕掛人』は意外と、見てなかった。
で、見てみたら、これがまぁ、完全に「おとなの世界」。
当時(1972~73年)のTBS系の土曜ゴールデンタイムの並びは、
8時から、加トちゃんペ!の『8時だョ!全員集合』、
9時から、千葉ちゃん大活躍の『キイハンター』、
そして10時から、梅安ちゃん&左内さんの殺し技(左内さんは剣で)が冴える『必殺仕掛人』。
となるわけですが、ギリ『キイハンター』までは、なんとか子供が見ても大丈夫っぽい雰囲気。
ところが『仕掛人』ときたら、単に描写がどうこうというだけではない、基本的にそこにあるムードがお子様を寄せつけない、そんな「おとなの世界」なのです。
一家そろって楽しめる『仕事人』シリーズあたりとは、同じシリーズながら完全に一線を画しているのでした。
でも楽しいし、痛快でもある。
重たい「なにか」は、確実に心に残るけれども。
主題歌「荒野の果てに」は、そのインスト版が、今日に至るまで“殺しのテーマ”の代表格的存在として愛され続けているのです。

☆「荒野の果てに」&そのオリジナル・カラオケを収録。


「見た」といってもまだ半分ちょっと、ってとこなので、『仕掛人』については、また書くこともあるでしょう。
そうそう、平尾昌晃さんと竜崎孝路さんによる、当時としてはかなり画期的で斬新だったスコアの魅力も、忘れてはいけません。
明るい曲調なのに涙が出てしまう「エンディングテーマ」なんか、ホント好きです。




※最後にひとつ、お知らせがあります。
5月1日、クイーン+アダム・ランバートによるチャリティ・シングル

「ユー・アー・ザ・チャンピオンズ」


が、全世界同時に配信されました。



名曲「伝説のチャンピオン」の、いわば替え歌で、医療従事者の方々をはじめとする、今、動いておられるすべての人々に捧げられたこの配信シングルの収益は、国連財団との協働による『WHOのための 新型コロナウイルス感染症連帯対応基金』に寄付されます。
詳しくは、こちらの日本公式サイトまで。
https://www.universal-music.co.jp/queen/news/2020-05-01/?utm_source=ecrm&utm_medium=mail&utm_campaign=queen_200501
nice!(6) 
共通テーマ:テレビ

しばらくは歌で、北へ、北海道へ旅しよう。 [音楽]



「い、いきなり何が始まったんだ?!」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、これがかの有名なムードコーラスグループ、(森雄二と)サザンクロス

「好きですサッポロ」

という名曲でございます。
(というか、サザンクロスは「意気地なし」「足手まとい」など、名曲が多い。いまはスタイルが変わってしまったせいなのか、このムードコーラス時代のサザンクロスの単独CD、おおむね高値で取り引きされています……)
緊急事態宣言の延長はいつ来るのか、来るとしてどのくらい延びるのか、それより例の10万円はいつ来るんだ、マスクの流通も復活しつつあるようだから“アベノマスク”はいつでもいいし(しかし本当にまだ来ないなぁ……)、みたいな日々の中、せめて脳内では、1枚のCDを切符がわりに旅でもしようじゃないか、と思ったわけなんです。
行き先は、いま「絶対に来ないでください」、と言われている北海道、特に札幌エリア
道案内は、このCDで(全曲、試聴できます。マケプレ出品もけっこうあります)。


ライトアップされた札幌時計台のジャケット写真が美しく、音の面では全体的にリバーヴ(エコー)がやや強めにかかったリマスタリングがされているのがちょっと気にはなりますが、選曲、カバーの場合の人選、いずれもなかなかだと思います。
石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」新沼謙治さんの「津軽恋女」あたりは、定番過ぎるので、あえて外してあるのかもしれないですね。
まずは、このCDでは里見浩太朗さんがシブいノドを聞かせてくれている

「恋の町札幌」

石原裕次郎さんのオリジナルは、こんな感じでした。



嗚呼、思い出しますね……、まだまだ若かった、夏の日の恋。
たとえばススキノあたりで、60分でも90分でもなく、ちゃんと出会って、札幌エリアを中心に、短い時間ではあったけれども、真剣に恋をしていた、あの夏の日。
セルフノスタルジー、とでも申しましょうか。


……かと思うと一方には、美川がいるわけです。
ここ(=CD)で聴ける

「釧路の夜」

は、低音からファルセットまで、美川の音域を計算しつくした曲作りが素晴らしいですね。
オレもお子様の頃、なんか好きでした。




そして、なかにし礼さんが、いま思うと小説1冊分になる自らの半生を、たった1篇の詩にまとめた、北原ミレイさんの傑作

「石狩挽歌」

CDにもオリジナル(ワーナー版)で収められていますが、改めてお聴きいただきましょうか。



今回ご紹介しているCDの「石狩挽歌」は、トランペットの音色がちょっと派手過ぎるような気がしないでもないのですが、まぁ、そういうのは“慣れ”でしょうか。


旅の終わりは、八代亜紀さんの「愛の終着駅」でもよかったのですが、ここはあえて小林旭さんの

「北帰行」を。

CDにはクラウンでの再録音版が収められていますが、ここではコロムビアでのオリジナルで、お聴きいただきましょう。
いずれにしても、あまり変わらないところが「アキラ」です。


nice!(8) 
共通テーマ:音楽

いま、実は「戦時下」なのかもしれない。 [日常]

まったくもう、なんていう状況なんでしょうか。
『はなまるマーケット』岡江久美子さんが、コロナで亡くなるとは。
じわじわ来る感じが、現実感のなさと相まって、余計に恐怖を感じさせます。
志村けんさんが亡くなり、(少し前まで近場のシネコンでかかっていたパチンコ屋さんのCMで、個人的にはおなじみだった)石田純一さんも、あまり容態が思わしくないという話ですね。
TBSラジオ『たまむすび』赤江珠緒さんも、テレビ朝日『報道ステーション』のディレクターを務めていたご主人から感染し、2才になるお子さんは自分でご自宅でみているそうで、お子さんへの感染がどうなのか心配です
(番組の方は、通常、金曜のみ担当のTBS・外山恵理アナが、今のところ月曜日から通しでピンチヒッターを務めていらっしゃいます)。
ただ、たとえばアメリカでは、ほぼ毎日のように、名のある人が新型コロナに倒れ、亡くなっているので、日本にもその流れが来てしまっている、ということなのでしょう。
まったく、こんな流行は御免こうむりたいものです。
岡江さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


さて。
つい先日、家人と話していて思ったのですが、たった今、この状況というものは、さまざまな事柄がかつてのそれと異なっているとはいえ、まぎれもなく“戦争”であり“戦時下”であり、だから、あのなすびさんも言っている通り、まずはどっかで「我慢すること」が必要だし、敵は見えないにしても、とにかく今は“戦う”意識をもつことも必要なのではないか、という、おそらくこれまでのオレから出てくることはなかったであろうコトバの数々。これはいったい、何なのでしょうか(わはははは)。
でも、そんなこと、なんとなくではありますが、思っています。
だからたとえば、すぐ近くの図書館に届いていて、物理的には受け取れるはずだけど、それがいつになるのか、閉館中でまったく読めないCDのことはあきらめて、宅配レンタルにシフトすることにしました。
図書館の再開=緊急事態宣言の、ひとまずの終了、なのだとすれば。
そういう意味で、(図書館にある)CDのことはあきらめますが、図書館の再開は、待ちたいと思います。
いま、コンビニで買い物もできますし、通販も(発送は遅いことが多いですし、流通・配送業の方々、大変だと思いますが)、まだ利用できます。
“戦時下”であり、気をつけなければならないことは数多くありますが、かつての“戦時下”と違うのは、ある程度、私たちの自由にふるまえる、ということです。
ただし、その「自由」には、大きな「責任」が、ともないます。
禁じられていないことの中にも、今はやめといた方がいいこと、いっぱいあります。
そういった中で、ほんのささやかであっても、喜びや楽しみを、自分なりに見つけることができれば……、そう、考えます。


そういえば例の布マスク、まだ届きませんね……。
っていうか、そもそもどこ製なんでしょうか。
たとえば、台湾から届いたマスクだったら、喜んで使わせていただくのですが。
nice!(11) 
共通テーマ:日記・雑感

八代亜紀さんのレア・トラックス(CD編その2)。 [音楽]

CD派にとっての「八代亜紀さんレア・トラック」というと、少し前に川内康範先生の作品である「お父さん」「お母さん」の2曲をご紹介させていただきましたが、
もちろん、まだまだ、あります。
まず、通販扱いのBOXものにこっそり、1曲だけ隠れていたもの。
亜紀さんの通販BOXというと、コロムビア時代の音源にテイチク時代のヒット曲を加えたと思しきユーキャンの10枚セット、ちょっとしたダーク・ゾーンのため、このブログでもまだ触れていないセンチュリー時代の音源をまとめたもの(いずれも今回は詳しくは触れません)のほか、2000年代に入ってから、すべてテイチク時代の音源で構成されたBOXセットが、7枚組、5枚組で発売されています。
タイトルは『八代亜紀ベスト・コレクション 1971~1981』と同じで、ただ先に出た7枚組の方は
『栄光の』がタイトルの頭についています。
その、7枚組の方「だけ」に入っていて、これ以外のCDではほぼ遭遇できない1曲。
それが、黛ジュンさんのヒット曲のカバー、

「夕月」

です。


ジュンさんの実兄であった三木たかしさんの、作曲家としての初期のヒットのひとつである「夕月」は、ジュンさんのオリジナルとしてはかなり異色の演歌っぽい曲調で、やはりオレのお気に入りアーティストである由紀さおりさんが、ピンク・マルティーニと組んだ大ヒットアルバム『1969』の中でも取り上げられていました(海外盤では1曲めに収録)。


個人的にはなんとなく、天童よしみさんあたりの歌声にもジャスト・フィットするような気がするこの「夕月」、亜紀さんは、ポップス系の楽曲に取り組む時は大体いつもですが、こぶしをほぼ封印し、ストレートな感じで……そう、聴きようによっては、まるでアイドル歌手のような感じで、でも心をこめて歌っていることが伝わってきます。
この「夕月」が収められている、7枚組のCD-BOX、定価そのものは1万円以上しましたが、現在ではオークションなどを通して、かなりお安く手に入れることが可能となっています。
テイチク時代のアーティスト写真をコラージュした、外箱が目印です。


Amazonの場合、このリンク先に5枚組の方のBOXを出品している業者もいるようですが、今回ご紹介した「夕月」は、7枚組の方にしか収められていません。
くれぐれも、ご注意ください。


さて、もうひとつは、グッと軽い感じの、というか、小ネタ的なやつですが、偶然見つけたものです。
こちらはリンク先にレビューも書かせていただきましたので、ごく簡単に、参ります。
いわゆる、複数のヒット曲とそのカラオケを1枚のシングルとしてまとめた、「ベストカップリングシリーズ」的な、よくあるやつの中に、亜紀さんの代表曲「舟唄」、出世作「なみだ恋」、そして「愛の終着駅」の3曲でまとめたものがあるのですが(試聴できます)。


この中の「なみだ恋」が、なんか、おかしいのです。
亜紀さんの歌いっぷりは、オリジナルのものとさほど変わりないのですが、
バックの音が、なんか、安い。
イントロのテナーサックスとか、音質がおかしいし、昔よくあった「一般のユーザー向けに作られた、カラオケ・レコード」の演奏の音みたいな感じ。
そんなオケをバックに、なぜかご本人がフツーに歌っているのです。
同時収録のカラオケも、もちろんその、なんかちょっと安っぽいやつなんですね。
これは明らかに「別テイク」というやつであって、「あのヒット曲が聴きたい!」という方にとっては「いささか痛いミス」ですが、一方でマニアにとっては、こういうのがたまんない、という一面もあったりするわけで、ある意味“珍盤”ということもできるのではないでしょうか。
こちらはテイチク時代のものと思われる、公開テレビ番組での「なみだ恋」。


この、3曲まとめたシングルは、もう1種類出ていて、亜紀さんがレコード大賞を受賞した、おなじみ「雨の慕情」、そして和モノとして強くレコメンドしたい「おんな港町」&「もう一度逢いたい」という、強力な3曲を揃えたものも出ています。


ちなみに、どちらのジャケット写真も、それぞれ「舟唄」「雨の慕情」のオリジナル・シングルに使用されたのと同じと思われるもので、このあたりもマニア心をくすぐる造りになっていますね。
nice!(8) 
共通テーマ:音楽

10蔓延、もとい10万円と、緊急事態宣言の期間延長? と(ちょっとだけ加筆あり)。 [日常]

どうですか。
ぼちぼち、例の給付金、10蔓延(マジで、この「蔓延」が変換トップに来るの、なんとかして欲しい……)、もとい10万円がどんな感じになるのか、少しずつわかって来ましたけど。
まぁ、もとはといえば

《税金10万円分・キャッシュバックキャンペーン!》

みたいな感じなわけですけど(石破茂さんによれば、ぶっちゃけ財源は毎度おなじみの赤字国債だそうですが)、ありがたいことはありがたい。
皆さんもぜひ、有意義に活用したり、運用したり(?)していただきたいものです。
生活保護を受給中の方も、「もし受け取ってしまったら、その分保護費が引かれるんじゃないか。最悪、保護が打ち切られるんじゃないか」、みたいなの、あったかもしれませんが、今回の10万円、いわゆる「収入」とはみなさない方針、ということです。
どうかパチンコとかへ直行するのではなく、生活をよりよい方向へ立て直してゆくその一助として、お使いいただければ、と思っております。
一方で気がかりなのは、「世帯主が申請する」ということで、万が一、その「世帯主」にあたる方がドメスティックなバイオレンスをアレされている場合、いわばその支配下にあり、離れることができずにいるご家族の方々のもとに、その10万円は無事届くのだろうか……、ということ。
このあたりは、今後の展開、報道に注目して行かないといけませんね。
くわしくは、総務省による特別定額給付金ポータルサイトを起点に、あちこち見てみてください。
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/index.html


いずれにしても「まぁ、大変だろうけど、コレあげるから、ここはひとつがんばってこらえてチョーダイ!」といった意図なのでしょうから、ここはせいぜい、手をあげさせていただくつもりではあります。
だって、そうでもなきゃ、やってらんないもんね。ホント。


そんな中、いま私たちの生活をコントロールしていると言っていい、かの

「緊急事態宣言」

延長しようかどうしようか、という案件について、これから決める、みたいな報道がありましたけど、それによると、その「決める」時期というのが、いわゆる本来ゴールデンウィーク……であったはずの時期に動いて、連休中にはその骨子を……みたいなお話なんですが。
コレ、オレでもわかることなんだけど、

「『連休に入ったら』じゃなくて、今やって、連休直前にでも発表したらどうなの?(それでも遅いけど)」

ってこと。
あのホレ、政治家のみなさんがよくお使いになる、

「可及的すみやかに」

ってコトバを、そのコトバの通りに実行すべき時、アーハー、それは今~((c)甲斐バンド「HERO」)、
なんじゃないでしょうか。
じゃないと困る人が、この日本にはいっぱいいるのです。
布マスクもいいけど(まだ届かないぜ!)、その前にそのあたりに気付いていただきたい。
図書館の休館が多少延びて、予約したCDを受け取れない日々が続いても、それはそれでいいんです。
(そういうCDって、なんか悪い気がして、買えないんですよね……。でも「代わり」のCD、いっぱい買っちゃったからなぁ……。オレってホント、バカ……


あー、
時事ネタは、なんか疲れるゼ!
次回はもっと気楽な話題で、
あなたと!
お会いしましょう。


☆TV時代劇のテーマ関係では、おそらくこの2枚組が最強かもしれませんね。
『必殺仕掛人』の「荒野の果てに」は、入ってないけど。


☆グッとお安いけど、内容充実。
「銭形平次」は、ソフトバンクのお父さん(の声の人)が熱唱しているバージョンですが。

nice!(7) 
共通テーマ:日記・雑感

藤原啓治さんと、緊急事態宣言の拡大と(加筆あり)。 [日常]

初代・野原ひろしさん、いや、藤原啓治さん。
あなたの人生は、決してつまらなくなんかなかった。
むしろ、いっぱい、いっぱい、楽しませていただきました。
藤原さん、オレと同学年だったんですね。
どうか、今はゆっくりと、お休みになってください。





『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(原恵一監督)、
プライムビデオへのリンクです。






木曜日の夕方、声優・藤原啓治さんの訃報と、ほぼ同時に飛び込んできたのが、

「緊急事態宣言、全国へ拡大」

という速報でした。
宮城県・仙台は、新幹線で東京とつながっているわけで、それを考えると

「来るべきものが来たか」

という印象では、あります。
しかしながら、個人的には内心かなり、あわてました。
映画館、図書館、そしてレンタル屋さんなどは、いったいどうなるのか。
東京などの現状を考えると、閉館であったり、休業であったり、そういった覚悟も必要なのかな、と。
まぁ、本音を言うと、ゴールデンウィークまで、とか言っても、それまでに新型コロナウィルスが収束するわけがないとは思うのですが、これはあくまでひとつの目安というか、一般大衆のガマンの限界を考慮してのことだろうとは思うんです。
(余談ですが「新型コロナ」、なんて書くと、やっぱり昭和のお子ちゃまであったオレなんかは、なんかカッコいいクルマのことのように思ってしまいます……)
実際のところは、今これを書いている4月17日金曜日、その夕方、安倍首相が会見を行ない、今回の宣言の概要、守ってほしいこと、などについて語り、そこを叩き台として、各自治体は細かい部分の対応をどうするのか、決めて行き、本格的にコトが動き出すのは、やはり週明けぐらいなのではないか、とみているところです。
楽観的に予想して行くなら(仙台市内の場合です)
大手シネコン以外の映画館は、引き続き平日のみ営業。
書架への立ち入りを禁止とし、webやカウンターで予約した資料の受け取りや返却など、できることにも制限を設け、開館時間も短縮(開館は09:30でそのまま。閉館は17:00)としている図書館は、こちらも引き続きその状態を保ちながら開館を続ける。
そして、TSUTAYAなどのレンタル屋さんも、営業時間の短縮などはあるかとは思いますが、こちらも営業は継続。
これが「ぼくのかんがえた、きんきゅうじたいせんげんかにおける、せんだいしのかくしせつのたいおう」なんですけど、甘い? ルノアールのココアみたい?(『すすめ!!パイレーツ』のギャグです)
甘いか、やっぱり。
(同日23:00追記=やっぱり、甘かったようです。
2時間ほど前のニュースリリースによると、あす4月18日土曜日から5月10日日曜日まで(11日月曜日は通常の休館日)、
仙台市のすべての図書館は、休館するそうです。
実はひとつだけ、予約していたCDがあって、明日には借りられる、と思っていたのですが。
うまい言葉が、見つかりません。)


いずれにしても、今はこらえるしかない時、なんでしょうね。
日々の暮らしの中に、なんとか楽しみや喜びをみつけながら。
(ここでまたまた余談ですが、毎年新年号にはゴーカな家計簿が付録についてきた、いわゆる《婦人雑誌》のうちのひとつのコピーが、

「女の歓び 妻のしあわせ」

という、なんか子供心にもモヤモヤしたものを感じさせる、レトロエッチなものだったことを、いま急に思い出してしまいました……)

お互い、自分なりに、もうちょっとがんばってみましょうか。


P.S.
ちなみに、例の「布マスク2枚」は、まだ届いていません……。



『オトナ帝国』挿入歌、ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」
完奏していませんが、当時のテレビ出演時のものです。


☆フルコーラス版(音声のみ)は、こちら。
まぁ、これでも聴いて、泣いてちょーだい。


☆ベスト盤ですね。「花のように」もいい曲。


☆同じ内容の、高音質版。

nice!(7) 
共通テーマ:日記・雑感
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。